2019年に節目の100回を迎えたメリッサは、
HSPの当事者である主宰者が手探りで続けてきたHSPの集いです。
ある時こんなご意見を頂きました。
Q:話したいことがまだあったのに、
途中で話を引き取られてしまって…という内容でした。
HSPのお茶会を何度も開催してきた中で、
私は自己紹介ではある程度お話が済んだかな?というタイミングで、
話の内容を掘り下げていくこともあります。
これが良い結果につながる場合も数多く経験してまいりました。
Q:一言も喋っていない方もいますが、
話しかけないことがあるのはなぜですか?
HSPカフェメリッサには、
そこにいるだけで精いっぱいと思える方も多く来られます。
また、申込まれる際に、
ある程度お話を伺っているという場合もあります。
参加されているだけでも十分頑張っていると思いますので、
そんな時は積極的に話しかけることはせず、”そっと”させて頂いています。
近頃はHSP情報の広がりとともに、
HSPであると同時に深い悩み、
メンタルの病気や障害をお持ちの方も来られるようになっていて、
参加される方の背景はより複雑になってきています。
本来なら全員の方にお話しして頂きたいところですが、
その辺りのことは参加者の皆さまにはお伝えしていません。
試行錯誤しつつ、
無理のない参加の形を探っています。
Q:HSPとHSPでない人との感じ方の違いについて
感受性が高いHSPは
日常的に相当量の情報を受け取り、深く処理をしているため、
他の人が気がつかないことに気づいたり、
深い関心を寄せることがあるのは言うまでもありません。
HSPであっても同じではないはずです。
そうでない人の場合は、
その違いはもっと大きいかもしれません。
細かいところは気にならないが、
全体的な捉え方を得意とする人たちもいます。
自分が相手を分からないように、
相手もこちらを理解できないのは当たり前のこと。
心が疲れた時に道端の小さな花に心和む覚えがありますが、
そんなささやかなことも
感じ方は一人ひとり異なるのではないでしょうか。
そんな風に感じる今日この頃です。
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HSPカフェメリッサは
HSPで内向型の主宰者が、ここに至る回復プロセスをお茶会という形で
シェアすることを目的としているHSPの集いです。
場合によって、主宰者の体験が多く語られることもあります。
現在では各地でHSPのお茶会や交流会が開催されるようになりましたが、
メリッサでは2013年からこのスタイルで続けており、ここに至ります。
お茶会、交流会、勉強会、いろんな形のHSPの集いがあり、
主宰者により会の趣旨もカラーも異なります。
気になるところを見つけたらぜひ一度、足を運び、
自分にとって、しっくりと感じられる居場所というものを
見つけてみてください。